WordPressで新しいサイトを作ろうとすると、いつも何からやるのか忘れてしまうので自分用の備忘録を作りました。想定しているのは企業サイトではなく、個人用のサイトです。思い出したら随時更新します。
目次
サイトのコンセプトを考える
どんなサイトにしようか考え、ある程度カテゴリを決めてしまう。カテゴリはサジェストツールを使って、使えそうな物をピックアップします。今使用しているものはこちら↓。
レンタルサーバーを借りる(新規・必要時)
サイトを立ち上げる際には、レンタルサーバーを契約します。レンタルサーバーは契約形態にもよりますが、一つ契約すると複数のWordPressサイトを運営できます。サイト立ち上げ後にサーバーを変更するのは激しく面倒なので、サーバー選びは慎重に。

わたしは2012年よりエックスサーバーにてWordPressサイトを複数運営していますが、問題なく利用しています。サーバー選びにおいて重要なのは、この「問題ない」という部分です。レンタルサーバーの会社はいくつも存在しますが、安定性と言う面ではエックスサーバーには信頼を置いています。
さらに使用している人も多いので、ネット上に情報が多く流れているという点は初心者の方には安心要素なのではないでしょうか。
ドメインを取得する
ドメインはエックスサーバー上で契約することができるので、そこで契約しています。ちなみのエックスサーバーはかなりの頻度で新規契約時ドメイン永久無料キャンペーン(サーバーを契約している期間はドメイン料無料)をやっています。
ドメイン履歴の調査
ドメインは取得前にドメイン履歴を必ず調べます。ドメインは今現在使用可能だとしても、過去に誰か別の人がそのドメインを使いサイトを運営していた可能性もあります。過去に良からぬサイトを運営した形跡のあるドメインは、Googleからペナルティーを受け、検索で上位に表示されない可能性があります。
Internet Archive: Wayback Machine
こちらのサイトにドメインを入力し、「Hrm.」と出たら過去に使用履歴のないドメインです。
ネームサーバーの設定
レンタルサーバーネームサーバーの設定とはサーバーとドメインの紐付けする作業です。エックスサーバー利用&エックスサーバーで取得したドメインはワンクリックで作業が完了します。
もし他社のドメインサービスを利用した場合は手動で設定することになります。エックスサーバーのネームサーバーはこちらを確認してください。
Whoisの代行公開を設定する
Whoisというのはドメインの取得者の情報をネット上で公開していて、ちょっと検索をかけると個人の名前も住所も全部丸わかりとなってしまいます。
エックスドメインはWhoisで公開される住所を、無料でエックスサーバーの会社のもので公開してくれるサービスを行っています。エックスサーバーの無料ドメインも同様です。会社でサイトを運営しているのなら問題ないのですが、個人で運営される方は必ず代行公開の設定を行いましょう。
WordPressをサーバー上にセットアップ
エックスサーバーのサーバーパネル上で、以下の設定を行った後に自動インストール機能を使ってWordPressをサーバー上にアップします。
ドメイン設定
サーバーパネルの【ドメイン】→【ドメイン設定】→【ドメイン設定の追加】→【ドメイン名】に設定するドメインを入力→【無料独自SSLを利用する】にチェック(デフォルトでチェックは入った状態)
サイトには数時間から24時間で使えるようになると記載がありますが、いつも1~2時間くらい待つとサーバーで使えるようになっています。
セキュリティー・設定
WordPressのインストール前に行っておくと、インストール後多少放置していても安心です。エックスサーバーは様々なセキュリティーを管理画面上から行うことが出来るのです。
- 国外IPアドレスからの接続を制限
- ログイン試行回数制限
- コメント・トラックバック制限設定
- SMTP認証の国外アクセス制限設定
ブログ名・ユーザ名・パスワードを決める
WordPressをインストールするときに必要になるので事前に考えておく。ID以外あとから変更が可能です。※IDはadminのままは絶対ダメ
WordPressの自動インストール
【WordPress簡単インストール】→対象ドメインを【選択する】→【WordPressのインストール】のタブを開いて、上記で事前に決めていたブログ名やユーザ名などを入力&メモ。基本的にデータベースは自動で生成するで問題ないが、必要であれば事前にMySQLで作成しておく。そして確認後【インストール】をクリック。
これでWordPressがサーバー上にインストールされました。
FTPソフトでWordPressテーマをアップロード
WordPressをサーバー上にアップをしたらWordPressの設定を行っていきます。まずは「テーマ」を決めます。WordPressには公式テーマがあるのですが、なれていないと少しややこしく感じると思います。
FTPソフトの設定
FTPソフトはサーバー上と自分のPCをつなぐものだと考えてください。FTPソフトはFileZilla(ファイルジラ)というソフトが主流です。使い方はエックスサーバーのマニュアルでご確認ください。
テーマのアップロード
WordPressには有料・無料・公式・非公式など様々なテーマがあふれています。もちろん好みやコンセプトにあったものを選んでかまわないのですが、だいたいこのブログのような形式のテーマを選ぶ方が多いようです。
最近話題になったテーマのリンクを載せておきます。
WordPressの設定
まず【https://ドメイン/wp-admin/】を開きます。ユーザー名・パスワードをいれると【ダッシュボード】というWordPressの管理画面になりますのでここから各種設定を行います。
テーマをアップロード&有効化
【外観】→【テーマ】開き、【新規追加】をクリック。【テーマのアップロード】からZip圧縮されたテーマを選択し、【インストール】→【有効化】
基本設定
つぎに【設定(Setting)】の項目から基本設定を行います。重要な部分をピックアップして説明します。
一般
基本的な部分はあらかじめ入力されているので、必要であれば変更する。
キャッフレーズはテーマによっては、サイトのトップページのディスクリプションとして使用されることがあるので、ある程度SEOを意識した物を設定する。
新規ユーザーのデフォルト権限グループを【管理者】に変更。
投稿設定
ネールでの投稿機能を利用するときは、メールサーバーの部分を入力する。
更新情報サービスは以下のサイトが参考になります。
Ping送信先
表示設定
【RSS/Atom フィードでの各投稿の表示】を【抜粋のみを表示】にする。
【検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする】にチェックを入れると検索にひっかからなくなるので注意。
サイトのキャッチフレーズ、RSS/Atom フィードでの各投稿の表示 、テーマに合わせた画像のサイズの設定、パーマリンク設定( /%postname%/ )などを行う。
ディスカッション設定
ブログブログのコメント関連の設定。アバターについては以下のサイトで設定する。
Gravatar – グローバルに認識されるアバター (Globally Recognized Avatars)
メディアの設定
サイトで使用する画像のサイズを設定する。テーマによって異なるのでテーマの説明をチェックしてから入力する。
パーマリンク設定
ブログ記事のURLを決める設定。【カスタム構造】にチェックを入れ、
/%postname%/
と入力する。そうするとURLは https://●●/任意のパーマリンク となる。
その他、ウィジェットのいらないものを整理したり、Hollo Worldとかピニャコラーダを削除したり、別の記事に書き換えたり。
プラグインをインストール&設定
プラグインはFTPから一気にアップロードするよりも、管理画面上から一気インストールした方がトラブルが少ないと思います。
どんなサイトにもとりあえず入れるプラグイン。
- 001 Prime Strategy Translate Accelerator
- Akismet
- Contact Form 7
- WP Multibyte Patch
- BackWPup
- EWWW Image Optimizer
- PubSubHubbub
- Broken Link Checker
- WordPress SEO by Yoast
- Show Current Template
- WP Hyper Response
- Google XML Sitemaps
- Table of Contents Plus
テーマによってはテーマ自体にプラグインの機能が実装済みのものもあるので、臨機応変にしているプラグイン
Google Search Consoleサーチコンソールに登録
旧ウェブマスターツールですね。これは忘れずにやっておきます。設定後、プラグインGoogle XML Sitemapsを有効化。
気休め程度にBing – Web マスター ツールにも一応登録。
アナリティクスはプラグインGoogle Analytics Dashboard for WPでさくっと設定しています。
記事の投稿開始
記事はインデックスが始まるまで1日1記事をアップできるようにする。
もしカスタマイズをしていなければ、並行して行う。
まとめ
後日足りない箇所や修正個所は追記していきます。
以上自分用のメモでした~。