【新築一戸建て注文住宅の住宅設備選び】今回は我が家が玄関ドアに採用したYKKAPの【通風ドア】についてご紹介します。
玄関を開けてすぐに、もわ~んとこもった匂いを解消するのには換気が一番です。ただし防犯上の観点からも玄関ドアを開けっ放しで換気はできません。
YKKAPの通風ドアはその名のとおり「風を通すドア」。玄関は鍵をかけた状態で換気をすることが可能な玄関ドアなのです。
目次
風を通す仕組み
通風ドアは見た目は一般的な玄関ドアと変わりはないように見えます。
型番:S31 色:ラスティックウッド ハンドル:洋風カーブハンドル
玄関内で小窓を開けることができ、換気ができるという仕組みになっています。小窓には当然ながら網戸もついているので虫の侵入も妨げられます。
そして写真ではわかりにくいのですが、この小窓は全開にはなりません。40°しか開閉せず、半開き状態となります。
ちゅんこ
全開に開いたほうがもっと風が入ってくるんじゃない?
なんて思ったのですが、よく説明を読んだところYKKAPの細かな気配りに関心しました。
安全性やプライバシーに配慮した開き角度制限40°
上の画像は玄関外から撮影したものです。小窓を開けた状態でも家の中は見えにくいのです。
特に通り沿いに面した玄関は、通行する人からの視線が気になります。我が家も直接道路には面していないものの、家の中を見ようと思えば見えてしまう立地にあるので、この仕様はありがたいのです。
ちゅんこ
ニクイねぇ!YKKAP
LIXIL(TOSTEM)にも同等品はある
LIXILの換気ができる玄関ドアは「採風ドア」という名称です。大人の事情を感じるネーミングですね!(通風ドアと採風ドアどちらが先に世に出たんでしょうか?)
LIXILの採風ドアは、ドアを締めたままでも換気ができるというコンセプトはほぼ同じです。ただしこちらは小窓が90°開きます。90°全開するので真正面から見ると、小窓から玄関内部が覗ける状態となってしまいます。
採風ドアは家の中が見えてしまいますが、小窓が90°全開で開くため、風をより多く室内に取り込むことが可能になります。玄関に窓がない家や、玄関の向きが道路に面していない家などLIXILのほうがよい場合もあります。
どのメーカーも一長一短。メリットもあればデメリットもあります。
ヤマダホームズでは通風ドアはオプション扱い
我が家はヤマダホームズで家を建てたのですが、YKKAPの通風ドアは標準仕様ではないのでオプション扱いとなり追加料金が発生しました。
「これとコレをこのメーカーにしたら、おまけで何かをプレゼント!」というキャンペーンはよくやっているようですが、キャンペーン内容は契約時によって異なります。
玄関ドアに限らず、家づくりで採用したいというものがあればハウスメーカー見学前に営業さんに確認しておいたほうがいいです。ハウスメーカーによっては、扱えないメーカーもありますし、提携していないとやたら割高なオプション料金が発生するとこともありました。
ハウスメーカー見学はとにかく時間がかかるので、見学前に確認することで無駄な時間を削減することができます。
玄関ドア一つにしても、色々なデザインや機能があり迷ってしまうかと思いますが、迷いながら決めていくのも家づくりの楽しみですよね。
こちらの記事が家づくり、住宅設備選びで迷っている方の参考になれば幸いです。