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【ハウスメーカー選び】我が家がヤマダホームズを選んだ理由

ヤマダホームズに決めた理由

ヤマダホームズは2018年にヤマダ・エスバイエルやヤマダ・ウッドハウスなどが合併してできた、ヤマダ電機の100%小会社であるハウスメーカーです。大手ハウスメーカーのようにあまりCMを打ち出していないせいか知名度はイマイチのような気がします。

しかしながらヤマダ電機の敷地内にモデルハウスがある店舗もあるので、マイホームを検討中の方は気になっている人も多いのではないでしょうか。

我が家はヤマダホームズの【Felidia 3rd(フェリディア サード)】というシリーズで家を建てています。我が家が数あるハウスメーカーからヤマダホームズを選んだ理由をご紹介します。

希望する設備・仕様の多く反映できたのがヤマダホームズ

家を建てると決めた時、同時に家について多くのことを学びました。そのなかで「これがいいな」「これを採用したいな」と思う設備や仕様が出てきました。我が家が希望する設備・仕様が、ヤマダホームズではその多くが標準仕様だったことが決定打の決め手となりました。

狭い土地に対応した建築方法

我が家が購入した土地は19坪の旗竿地。隣家との距離は民法の規定に従ったうえで、土地に対してギリギリまで家を建てたかったのです。

2×4工法などのパネル工法では規定のサイズがあり、土地に目一杯の家を建てることはできません。鉄筋コンクリート工法では将来の取り壊しの問題が生じてきます。

そうなると住宅は在来工法で建築するしかありません。ヤマダホームズは従来工法に対応した家造りが可能だったのが決め手の一つです。

ちゅんこ

ちゅんこ

狭い土地は制限が多く、何かと問題が降って湧いてきます。

ベタ基礎

家の土台となる基礎の部分は、「耐震性に優れる」、「湿気が建物まで上がらない」、「シロアリ被害防止の効果がある」というメリットを踏まえてもベタ基礎の一択です。

多くのハウスメーカーを見学しましたが、ほとんどのハウスメーカーではベタ基礎を採用していました。ただヤマダホームズと同じような価格帯のハウスメーカーにはコストのかからない布基礎を採用しているところありました。

吹付け断熱

住宅の断熱材と言えば主にグラスウール断熱となりますが、ヤマダは標準でグラスウール断熱か吹付け断熱(床はグラスウール)か選択できる仕様になっていました。断熱材は年月が経つにつれて徐々に面積が減ってスカスカになっていきますが、吹付け断熱は理論上長持ちすると言われています。

ちゅんこ

ちゅんこ

突きつけ断熱が登場して何十年も経っていないので、経年劣化については正直賭けだと思っています。吉と出るか凶とでるか。答え合わせは20年後でしょうか…

ヒノキヤグループの子会社化

ヤマダホームズの親会社、ヤマダ電機は2020年9月8日Z空調でおなじみの桧家住宅を展開するヒノキヤグループを株式公開買付によって連結子会社化することを発表しました。

ヒノキヤグループと言えば、吹付け断熱剤を扱う日本アクアを子会社化していますから、ヤマダホームズは吹付け断熱がデフォルトとなっていくのではないでしょうか。

ガルバリウム屋根

屋根材は主に、一般住宅としては「コロニアル屋根」か「ガルバリウム屋根」という選択になるかと思いますが、より耐久性のある、よりサビに強いのはガルバニウム屋根です。特にデザインにこだわりがないのならガルバにしておいたほうが賢明です。ヤマダホームズではどちらからも選択できました。

水回りはTOTO

各社ショールームにも足を運び、検討した結果、トイレ・浴室・洗面所をTOTOを採用しました。リクシルやリンナイ、ヤマダ電機の子会社であるハウステック(日立系)など、ヤマダでは多くのメーカーから好みのものを選択できたのが良かったです。

玄関ドアはYKKAP

玄関ドアはYKKAPの「通風ドア」というドアを締めていても、風を通す小窓が開けておくことのできるドアにしたいと考えていました。

通風ドアは標準品ではなかったのでオプション扱いとなりました。

窓と玄関ドアをYKKAPにしたところ、シャッターを1つおまけしてくれました。キャンペーンだったようです。

キッチンはリクシル

キッチンはリクシルがデザイン的に好みでした。これにしたいという色があったので、リクシルを選択することができたのは良かったです。

床材はDAIKEN

リビングの床をDAIKENのトリニティーというシリーズにしたかったのですが、ヤマダホームズではDAIKENも選択することができました。

ただ希望するトリニティーというシリーズは、契約当時フェリディア3rdでは標準仕様でなかったのですが、営業さんがメーカーに交渉してくれたおかげで、2階リビングのみトリニティーにすることができました。

その他のオプション料金で可能だったもの

  • 食洗機は深型
  • 換気扇のお手入れが最高ランクに楽なもの
  • IHはパナソニック指定
  • 細かいものは家主支給
  • 造作棚に対応できる
ちゅんこ

ちゅんこ

金銭面で妥協したものもありましたが、希望のものの多くが標準仕様かプラスオプションで実現可能でした。

住宅設備の10年間の長期安心保証

ヤマダホームズは住宅の設備が10年間無料保証の対象となります。このあたりは親会社が電機屋としての強みと言えるでしょう。保証の対象となる主な住宅設備は以下になります。

  • IHクッキングヒーター
  • ビルトイン食洗機
  • キッチン水栓
  • レンジフード
  • ウォシュレット機能便座
  • 浴室水栓サーモスタット
  • 洗面化粧台
  • 給湯器(ガス・エコキュート)

他にも保証対象のものはありますが省略します。また、フィルターやパッキン等の消耗品は対象外となります。

ビルトインの食洗機やエコキュートは特に高額なので10年も保証対象となるのは嬉しいかぎりです。また、水栓に関しては、10年経つ前に壊れるイメージです(わたしだけ?使い方の問題でしょうか)

営業さんのレスポンスが的確だった

お金があれば必ずしもいい家が建つというわけではありません。そもそも「いい家」の定義は人それぞれではありますが、わたしは「いい家」とは「自分の納得できる家」のことを指すように思います。

「予算・希望・好み」の3点は「自分の納得できる家」に大きく関わってくる要素で、これらを適切に提案してくれる営業さんとの出会いがハウスメーカーの決定に大きく影響しているのは間違いありません。

営業さんの良かった所

担当の営業さんは他のハウスメーカーをいくつかわたり歩き、他社の弱みも強みも、自社(ヤマダホームズ)の弱みも強みも熟知した上で、私たち夫婦が欲しい情報を即レスしてくれたところです。

ハウスメーカー巡りをしていると、この「即レス」=「質問に対する答えがすぐに返ってくる」ということができない営業マンが結構多くて、即レスをもらえないことがストレスに感じてくるのです。

総合的にヤマダホームズに軍配

もしかしたらもっと根気強くハウスメーカー巡りを続けていたら、もっと好条件なHMに出会えていたかもしれません。そしてヤマダホームズが我々家にとって「best(最良)」のハウスメーカーだったというわけではありません。

ヤマダホームズは我が家にとって「better(比較的よい)」なハウスメーカーだったと言えるのは事実です。

  • 狭小地の対応ができる
  • 好みの設備が多く選択できる
  • 保証の充実
  • 営業さんの提案の良さ

これらの要素を総合的に判断し、ヤマダホームズに決定したことになります。

注文住宅をご検討の方へ

ブランド力のあるハウスメーカーでもイマイチな営業さんがついてしまったら納得できる家は建ちません。その逆もあり、知名度のないHMや工務店でも提案が良ければ素敵な家が建ちます。

HMは1箇所だけではなく、複数訪問して比較することをおすすめします。

ハウスメーカー巡りは体力も気力も消耗しますが、持久戦の覚悟を決め、最後まで粘り強く、負けないように、いい家を作る為に頑張ってください!

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